1.自然保育リーダー資格認定講座・講座体験とは
子ども達の戸外での遊びは「保育所保育指針」や「幼稚園学習指導要領」にも記載されている通り、保育者にとって大変重要な業務の1つです。この講座では、自然を活かした遊び方や、年齢別(発達段階)に適した外遊びの手法、戸外というフィールドに潜む危険を理解し、事故を減らす知識と考え方が学べる資格取得講座です。
2.カリキュラム
自然保育リーダー® | |
体験活動の実践・企画 | 3時間 |
安全管理と救急法 | 3.5時間 |
体験活動の指導法 | 1.5時間 |
発達の理解と人権感覚の育成 | 1.5時間 |
筆記試験 | 0.5時間 |
3.スケジュール
1泊2日(宿泊型講座) | |
1日目 | 2日目 |
・現地集合 ・体験活動、あそびの必要性 |
・安全管理Ⅱ ・体験活動の実践企画 |
・体験活動の実践 ・安全管理Ⅰ ・発達の理解と人権感覚の育成 |
・筆記試験 ・修了証城授与・登録 ・開校式 ・解散 |
本講座は一般社団法人日本体験教育研究所が発行する認定講座です。
修了証発行には、以下の要件が必要です。
①18歳以上
②コースへの100%受講
③筆記テストにおいて80%以上の達成率
※認定後の更新・年会費はありません。
1.「森のようちえん」とは
自然体験活動を基軸にした子育て・保育、乳児・幼少期教育の総称
2.「森のようちえん」という名称について
【森】は森だけでなく、海や川や野山、里山、畑、都市公園など、広義にとらえた自然体験をするフィールドを指す。
【ようちえん】は幼稚園だけでなく、保育園、託児所、学童保育、自主保育、自然学校、育児サークル、子育てサロン・ひろば等が含まれ、そこに通う0歳から概ね7歳ぐらいまでの乳児・幼少期の子ども達を対象とした自然体験活動を指す。
http://morinoyouchien.org/about-morinoyouchien
このような方が受講されています
①保育士、幼稚園教論・保育教論の方、または目指されている方
②自然体験の指導やボランティア活動をされている方
③子育て中で自然保育に興味のある方
自然保育リーダー
①乳幼児期における、体験やあそびの必要性が学べる
体験やあそびで養えるチカラを知り、結果の評価ではなく、過程の評価が重要であることを学びます。
②自然体験を活かした、子ども主体の保育が学べる
幼児期の終わりまでに育って欲しい姿になるまで、どのような手法や意識が必要かを学べます。
③子ども主体の活動となる環境設定が学べる
「転ばぬ先の杖」の様な、保育者による行き過ぎた介入は、子どもの成長の機会を奪うことになります。
本講習では、保育者として「どのように見守るべきなのか」という姿勢・視点について学びます。
④乳幼児の発達理解と支援手法を学べる
発達障がいの理解とその支援方法から人権感覚の育成まで、具体的かつ幅広い知識が学べます。
⑤発達に応じた遊び方、スキルを学べる
教育要領や、保育指針にある「自然との関わり・生命の尊重」に対し、本講習では発達段階に応じた外遊びの手段を考えていきます。
⑥ケガ、事故の回避方法と発生時の対応が学べる
子どもの危機を予知して、具体的な回避策を講じることが、保育者として求められています。本講習では、危機予知の重要性を理解すると共に、事故を減らす考え方を学びます。
⑦自然保育中のリスクマネジメント能力が身につく
子どもに数多くの遊びを提供すること以上に、その中で起こりうる危険に目を向けることが大切です。
本講習では、体験の中で、講習に関わった指導員は、どのようなリスクマネジメントを施していたのかを学びます。