一般社団法人日本体験教育研究所

 

ソーシャルスキル研修

ソーシャルスキル研修とは

外国人労働者を積極的に採用している企業では、社員の採用基準を全世界で統一する方針にある。海外での採用拡大を打ち出すなか、各国の社員の能力、適性を一定レベル以上に保つのが狙いである。
新たな採用ガイドラインを策定するため、どのような人材が活躍しているかなど「キーワード」を抽出しての聞き取り調査を行っている。しかし、企業は均質的な人材を採用するのではなく、赤色・黄色・青色など多彩な色が集まり、交じり合うことで、紫や緑など新しい色が生みだされると考えている。こうした一人ひとりのエネルギーを集め、チームワークでそれぞれが高めあいながら、高いゴールに向かって突き進むことを理想としている。こうした企業理念に沿った学生を輩出するために、コミュニケーション能力を基礎に、「問題解決能力」「継続的な学習力」「主体性」「チームワーク力」を、主体に各学校は様々な取り組みを行っている。

外国人労働者を積極的に採用している企業では、社員の採用基準を全世界で統一する方針にある。海外での採用拡大を打ち出すなか、各国の社員の能力、適性を一定レベル以上に保つのが狙いである。
新たな採用ガイドラインを策定するため、どのような人材が活躍しているかなど「キーワード」を抽出しての聞き取り調査を行っている。しかし、企業は均質的な人材を採用するのではなく、赤色・黄色・青色など多彩な色が集まり、交じり合うことで、紫や緑など新しい色が生みだされると考えている。こうした一人ひとりのエネルギーを集め、チームワークでそれぞれが高めあいながら、高いゴールに向かって突き進むことを理想としている。こうした企業理念に沿った学生を輩出するために、コミュニケーション能力を基礎に、「問題解決能力」「継続的な学習力」「主体性」「チームワーク力」を、主体に各学校は様々な取り組みを行っている。

当研究所のソーシャルスキル研修5つの特長

01 認知行動療法の分析法に基づいた効果測定の検証

効果測定の検証により、クラス作りやゼミ運営に役立てることができます。 「楽しかった」「友達がたくさんできた」などの記述式によるアンケート以外に、研修の効果を個別に数値化致します。パーソナルデータは、研修の事前・事後に心理分析を行ったアンケートを基に、研修後、「学生自身が、どのような変化をもたらしたのか?」を測定します。測定項目は、責任力や親和力、計画立案力など、15項目の中から選ぶことができます。 また、個別に測定したデータ以外に、クラス平均、学年平均なども算出することが可能です。 パーソナルデータは、参加者自身が「将来、どのような社会人になりたいか?」という目標に向うための、自分の現在地を知ることができるとともに、クラスやゼミ運営にも役立ちます。

実施成果報告システム

体験の効果を定量化して検証します。 キャンプ前・後の成果を定量化して、受講者個人単位、全体傾向をご報告致します。

02 本質的なコミュニケーション力を導く

友達作りの基盤は、グループで行う「課題解決アクティビティ」を実施しています。 理由としては、課題解決アクティビティは、自分の考えをどれだけ他人に的確に語ることができ、それによって異質性を持つチームメイトと深く理解し合えるか。表面的なコミュニケーションスキルでは太刀打ちできないコミュニケーション能力(「傾聴力」「柔軟性」など) が求められるからです。

03 退学者の大幅減少

1学年450名の高校で、1年間160名の退学者が出ていました。私たちが運営するソーシャルスキル研修により、校則違反や、いじめ問題などが解決され、5年後には、1桁の退学者数にまで減少することができました。 また、大学では、ゼミ運営が活発になり、様々なイベントやボランティア活動にも学生が主体的に参加し、結果20%近い退学率が7%にまで減少しました。

04 指導員は経験豊富なファシリテーターが担当

「ファシリテート」(facilitate)とは、「促進する」という意味の英単語で、参加者の活動を支援し、参加者が進む方向を補う役割がファシリテーターです。具体的には、集団による問題解決、相互理解、合意形成などを支援し、参加者が主体的に作り上げていけるように、「教えるのではなく、導いていくこと」を行います。 参加者が本音で自由に発言できるような雰囲気を作り、「誰の」意見ではなく、「何を」の意見を重視します。そうすることで、参加者の意見やアイデアを活性化させます。 一社)日本体験教育研究所のファシリテーターは、毎年勉強会を開催するのはもちろん、ファシリテーター認定講座によるファシリテーターの養成にも力を入れています。また、指導者は、国際ライセンスである救急救命法も取得しており安全管理も徹底しています。

05 学校支援やビジネストレーニングにも応用可能

  • 目的やねらいに応じて幅広く利用可能 学校教育の支援事業から新入社員研修などのビジネストレーニング事業まで、幅広く利用することができます。目的やねらいに応じたプログラムを企画・運営し、その効果を研究・検証しています。また、「自ら調べ、考えることで、そこに気付きが生まれます。 その気付きを日常で活かすために、日常生活での変容を求め続けられるよう指導者が支援していきます。
  • コミュニケーションの広がり 体験を通して、自分との葛藤・挑戦の段階から、自分を表現する、周囲との調和を図る、自分の役割を発見し、能動的に動くレベルまで引き上げます。 豊かな信頼関係を築き、“やさしさ”や“相手を思いやる気持ち”などを育みながら、個から全体へ、友達からクラスへとコミュニケーションの輪を広げていくことを目指します。

プログラムの仕組み

1つの課題終了後に振り返りをおこない、次にどう活かすかを考えます。この体験学習サイクルをキャンプだけでなく、日常においても使えるように身につけていきます。
Do(体験してみる)
ここではグループワーク(コミュニケーションゲーム、コンセンサスゲームなど)を体験してみる。
Look(何が起こっているのか見てみる)
体験から気づいた点を振り返ります。次に体験したグループで共有します(分かち合う)。そこで何が起きていたのか?誰が何をしていたのか?の事実を確認する段階です。
Think(なぜ、そうなったかを考えてみる)
振り返りで集められた情報をもとに、なぜそのようなことが起きたのか?ということを分析し自分・グループの問題点を考察します。
Grow(次にどうするか。行動目標を意識する)
Thinkで考察したことを活用して、自分が成長するために具体的に試してみたい行動を考えます。 今回の体験を基に具体的な行動計画を立て、実行してみることが成長につながります。

プラン例

1日目 2日目
車内コミュニケーション
移動中の車内を利用して、自己/他社紹介カードで発表。
課題解決アクティビティ2
様々な課題を通して、自分を知り、他人を理解することを学びます。
開校式・オリエンテーション・アイスブレイク
初対面でも打ち解けられるような簡単なゲームを行い、活発な意見交換ができる雰囲気を作ります。
課題解決アクティビティ1
最後までやり遂げることで個人の力がチームの力になることを学びます。振り返りと明日へのミーティング明日の課題に向けて、チームで作戦会議を行います。
他者評価によるフィードバック
メンバーから自分の評価を受け、他人から見た自分を知ることで、自分を見つめ直します。
今後の行動目標発表 明確化した自分の課題を発表し、これからの行動目標をメンバー全員に向けて宣言します。

参加者アンケート・コメント

初対面なのに、すぐに打ち解けることができました。相手の気持ちを考えて協力することが大切だと思いました。「話す」・「聴く」・「理解する」を学んだことをこれからの学生生活に活かしていきたいと思いました。
(大学1年 女子)

次第にチームが積極的な姿勢になったことで、難しい課題もクリアすることができた。皆の意見を1つに纏めることの難しさ、本気で取り組んだ達成感など、多くのことを経験できました。
(高校1年 男子)

最初は恥ずかしくて、自分の意見が言えなかったが、照れている場合ではないと思いました。チームが1つになるためには、自分から相手に踏み込んでいかないといけないし、甘えていてはいけないと思いました。今回のキャンプで一緒だったメンバーといつまでも仲良くしていきたいです。
(中学1年 女子)

入学直後のキャンプは大変効果的。皆が心細い中、いろいろなタイプ(やんちゃとオタクなど)の友達を作ることができるようになることが非常に効果的。

言葉と体を使って課題に取り組むうちにクラスの中に1人1人の居場所ができる貴重な機会であった。

学校生活のスタートのよいきっかけになり、人間関係構築に役立った。

クラス内での友達作りに有効で、このことがクラスへの帰属意識向上とともに、大学への帰属意識の向上に役立っている。また、大学での孤立や不登校の防止につながり、退学防止に寄与していると思われる。

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